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トラックドライバー 物流業界

帰ってきたトラックドライバーの逆襲

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仮定の話

「女性の社会進出」が話題になってどれだけ経ったのだろう。
男女雇用機会均等法なる法律が施行されてどれだけ経つのだろう。
会社に入ると、いや、社会に出ると、いまだに男女格差があり、性別による役割の押し付けがあるように思える。さすがに何百年も男尊女卑がはびこっていただけのことはある。男女格差は手強い。しぶとい。
もちろん、大まかに言うと、男性には男性、女性には女性の特性はある。大まかに言うと、男性に向いている仕事、女性に向いている仕事もあるかもしれない。
「大まかに言うと」という話だ。
何でも例外がある。男性でも、大まかな区別では「女性に向いている」とされる仕事で大きな成果を出せる人もいるだろうし、女性でも「男性に向いている」とされる仕事で大活躍する人はいるだろう。
「仮定」の話。今は男性のプロ野球チームに女性はいない。男性と女性では身体能力に差があるというのも、そうなっている理由の1つだろう。だが、もし男性の一流野球選手と同等の力を持つ女性がいれば、男女混在のプロ野球チームがあってもいいはずだ。

2万年遅いぜ

何だか話が逸れた。
男性と女性を大まかな特性で分け、個々を見ないのは、そのほうがだからだ。男性が大多数の職場で女性が仕事をリードしようとすると「女はでしゃばるな」などと2万年くらい時代遅れの発言をするオッサンは、細かい努力を嫌う怠け者に過ぎない。そんな怠け者に大きな顔をされては、その会社はしぼんでいくだけだ。何しろ怠け者なのだから。

「物流・運送業界は、女性のトラックドライバーを積極的に採用して人手不足の解消につなげようとしている」といったネットニュースを読んで、ふとそんなことを考えた。業界としてはどんどん女性を採用したいらしいのだが、女性のトラックドライバーはまだまだ少ないそうだ。
確かにトラックドライバーは「男の仕事」というイメージが強い。それで女性のなり手が増えないと言われれば、むべなるかなと思ってしまう。
私は男でトラックドライバーだが、そんな理由で女性のトラックドライバーが増えないとしたら、それはもったいないと思う。
少なくとも、私が勤める会社に女性がトラックドライバーとして入社してきたら大歓迎しようと思う。せっかく魅力のある職場なので、好きになってもらいたい。「男の仕事」のイメージもくつがえしたい。そうしないともったいない

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