残念な職業
僕はトラックドライバーをしている。
トラックドライバーと言うと、仕事が大変な割りに収入が低い、残念な職業と思われているらしい。
しかし、世の中に「大変じゃない仕事」なんてなくないか。まあ、その大変さと収入が釣り合っていればいいのか。
しかし、仕事が大変かどうかって、個人差がある。ITの実業家で何億も年収がある人もいるようだけど、大変さに見合っているかどうかは分からない。
医者や政治家は収入良さそうだけど、これまた仕事は大変そうだし、そもそも医者や政治家になるためにもとてつもないお金を使う。トラックドライバーの職業に就くのにお金を使うのは、運転免許を取るときくらいだけど、中型運転免許や大型運転免許は会社が費用を出してくれるところもあるらしいから、ずいぶん楽だよね。
ホントの話
そういや、最近の調査では、小学生が将来なりたいと考える職業のトップは「会社員」なんだそう。その前まではYouTuberが「楽そうだから」という理由でトップだったから、どういう心境の変化かと思ったら「コロナ禍のリモートワークで、自宅にいて間近に仕事をする親の姿を見ていたから」と分析していた。
要するに「家でダラダラ仕事して楽そうに見えた?」のかな。
「楽そう」に憧れるなら、ぜひトラックドライバーをオススメしたい。ざっくり言うと、ただトラックを運転して荷物を運ぶだけで稼ぐことができるんだから、これほど「楽そう」な仕事はないよ、ホントだよ。
せめて中学生向けに言うと、決して楽ではないが、トラックや自分の健康の管理を日々行い、運行経路を効率的に考え、工夫して安全運転を心掛け、無事に1日の業務をやり終えたときの達成感は何とも言えない。
つまり、仕事として面白いし、楽しい。これこそホントだよ。