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トラックドライバー 物流業界

これがトラックドライバーの交通事故対策

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交代制

トラックドライバーは基本的に1人で仕事をする。なぜだろう?
長距離バスの運転手は交代制で、2人でバスを運転するところもあるという。運転していないときは、荷物置きスペースの横に仮眠スペースがあって、そこで仮眠するって聞いたことがある。
トラックドライバーも長距離の仕事の場合はそうすればいいと思う。長距離トラックのドライバーは勤務時間が長く、過酷だと言われるおかげでなり手が減っているなら、仕事を分担して過酷さを減らせば、なり手が増えるのじゃなかろうか。
ただ、交代制にしたとしても、仮眠している時間も勤務時間にはなるので「勤務時間が長い」ことには替わりはないのだけど。
それに、なり手が少ないから交代制にするほどの人員を確保できないかもしれない。こうなりゃ、やはり給与をもっと増やしてなり手を集めるしかないかもしれない。

人件費

経費の中で一番高いのが人件費だ。それで経営者は何とかして人件費を低く抑えようとする。
確かに材料費などを抑えると品質が下がり、信用を落としてしまう。それは避けたいので、何となく「努力」とか「根性」で何とかなりそうな「人」にかけるお金で、何とかしようと思うのだろう。
そうしたい気持ちは分かる。誰もが、自分も経営者ならそうするだろうと、自分に置き換えれば共感するかもしれない。
しかし、残念ながら経営者より労働者のほうが多い。「多くの者の要求は少数より優先されなければならない」と、誰かが言っていた。
だから運送会社もトラックドライバーの給与を上げ、さらに高い給与目当てて集まってきた社員を使い、長距離の仕事は2人掛かりの交代制にするしかないだろう。
そうすれば長距離の仕事でたまる疲れも軽減され、もしかしたらトラックドライバーの不注意による交通事故も減るかもしれない。まさに一石二鳥だ。

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