いろいろな課題
もしも、無人タクシーが登場したらどうでしょう。
このところ、タクシードライバーは人手不足がちになっていて、それなら人に代わってAIに運転させてはどうかという発想で、自動運転システムの実験が始まっています。ただ、道路には交通事故のリスクが付きもので、無人タクシーに交通事故を起こさせないためにはどうするか、もし無人タクシーが交通事故を起こしてしまったらどうするかなど、いろいろと課題が多く、まだ実用には至っていません。
この無人タクシーが実用化されたらどうでしょう。
怪奇現象？
まずはビックリするでしょうね。
そりゃタクシーが近づいてきて、ドアが開くので乗ってみると、何と運転席に人がいなくて、声だけ「いらっしゃいませ。当タクシーをご利用いただき、ありがとうございます。行き先をお教えください」なんて聞こえてくるわけです。ちょっとした怪奇現象です。
それからタクシー料金が値下げするはずです。いえ、値下げしてほしいです。
タクシーが無人になれば、それだけ人件費が浮くわけですから、むしろ大幅に値下げをしてもらいたいものです。
ただ、自動運転システムの開発には各メーカーもかなり投資しているかもしれず、そうするとそのシステムを高く売って資金を回収しようとするので、無人タクシーはかなり高価になるかもしれません。
すると、そんな高価なタクシーをそろえるにも相当なお金がかかるので、タクシー会社はその投資を回収するために、乗車賃も高く設定するかもしれませんね。