その人次第
トラックドライバーという仕事に興味のある人は多いことでしょう。そりゃ、トラックの運転さえしていれば良いなんて、仕事として楽過ぎます。
ところが、世の中には「トラックドライバーになるのはやめたほうが良い」という声もあります。楽だからなったほうが良いのか、なるのはやめたほうが良いのか。素直な人は悩むかもしれません。
要するに、トラックドライバーになるのをやめたほうが良いかどうかは、なりたい人の資質や性格、環境などによるので、一概には言えないわけです。
簡単に言うと、その人次第。
「やめたほうが良い」意見の根拠は、例えば「給料が低い」ということがあります。ですが、物価高が蔓延る今の日本において、他の職業でどれだけの会社が高給を出しているのか?って疑問もわきますし、そもそもどれだけの金額で高いと思うのか低いと思えるのかは、人それぞれじゃあ、あーりませんか。
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事故のペナルティも「やめとけ」の根拠だそうです。
ただ、世の中のほぼあらゆる職業に、何らかのペナルティってあるものですよ。銀行の従業員でも商社の社員でも、会社に損失を出したら何らかのペナルティを課せられることがあります。ペナルティがあるのはトラックドライバーだけじゃありません。
交通事故のリスクがつきものなのは、トラックドライバーにような職業ドライバー特有かもしれません。ただ、単に事故という呼び方をすれば、これまたあらゆる人がいつどこでどんな事故に遭うかなんて、誰にも分からないわけで、これも職業ドライバーに限ったことじゃありません。屁理屈を言えば、トラックドライバーにならなかったから、交通事故から永遠に解放されるわけでもありませんし。
トラックドライバーの仕事は「長時間勤務で過酷」という意見もあります。ただこれも「過酷」と思うかどうかは人それぞれの価値観で違いますし、現に「トラックを運転さえしてれば良いから楽」という人もいるわけです。それに、長時間勤務の仕事もありますが、長時間勤務じゃない仕事もありますし、長時間勤務はそれだけ給料が高くなります。
一概にはなかなか言えないんです。