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トラックドライバー 体験談

崖っぷちだった私

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疲弊

私はトラック運転手の仕事をしています。この仕事を始めて9年10か月と5日です。
トラック運転手になった当初は、自分がトラック運転手だと、友人知人に知られることを少々恥ずかしく思っていました。「トラック運転手は低学歴の人が就く底辺職」だなんて書かれているのを読んだからです。
自分でも何となくそんな風に思っていました。実際、私がトラック運転手になったのも、前職をリストラされたのがきっかけです。
前職では企画営業みたいなことをしていました。リストラされた後、また企画営業での就職も考えたのですが、上司からのプレッシャーや取引先との人間関係にも疲弊していたので、違う業種で働きたくなっていました。
しかし、これと言った特技も持ち合わせてなくて、就職活動は失敗の連続でした。振り返ってみると、自分自身に「どうしてもこの仕事がしたい」という熱意もなかったのです。
そんなとき、知人に紹介されたのが、今の会社です。

抵抗

知人が言うには「運転免許を持っていて事故歴がなければ誰でも入れるよ」とのこと。中型免許や大型免許も、入社後に会社が取得を支援してくれると言います。
私は、それまで「底辺職」と思っていた仕事に就くのに抵抗を感じましたが、ここを逃すともう後がなく、それに考えてみれば「運転」は好きだったので「とりあえず」でも良いから挑戦することにしました。
面接では「もう後がない」気持ちが前面に出たのか、熱く「働きたい気持ち」をアピールできました。
しかし、予想外に私を感動させたのは、それ以上に熱い人事担当者の思いでした。物流を支えることで人々の生活に役立つ、とても意義の高い仕事だと、それこそ熱く語るのです。
こうしてトラック運転手となった私は、2トンから乗り始めてその後、中型、大型と免許を取っていき、今は長距離を走っています。
細かい話は省きますが、今は誇りを持って仕事しています。

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