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トラックドライバー

トラック運転手の安全宣言

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事故は道路の上だけじゃない

トラック運転手が注意したい事故は、交通事故だけじゃありません。荷の積み下ろしのときの荷の落下も決して軽視できない事故です。
私の高校時代の同級生に、高校卒業後に就職した工場で機械に手をはさみ、指を切断してしまった人がいました。また、50年くらい前の金属工場では、プレス機に手をはさんでしまって同じような目に遭った人も、決して珍しい存在じゃなかったと言います。当時、プレス機は足で操作スイッチを押すタイプだったので、手が遊んでしまってそういうことが起こりやすかったそうです。
トラックに積む荷には大きくて重いものもあります。あまりにも大きくて、あまりにも重いものはフォークリフトなどを使いますが、手作業で荷役を行う場合もあります。
そんな重いものを万一、足の上にでも落としたら、骨折する危険もあります。骨折までいかなくても、しばらく動かせないくらいのダメージがあるかもしれません。
そうした落下事故は、自分の身に起こるかもしれませんし、他人の身に及ぼしてしまうかもしれません。

今に見ていろでございますよ

荷を無事に積んだと思っても、その積み方がきちんとしていない場合、荷崩れを起こして近くにいた人にケガをさせる可能性もあります。これまた、自分も第三者も被害者になり得ます。
こうした荷物による事故にしろ、交通事故にしろ、ちょっとした油断、安全確認の怠り、不注意から起きます。万全の健康状態でしっかり安全確認を行いつつ、荷役作業もトラックの運転も行わなければいけません。
また、荷役作業は安全靴、ヘルメットなど、しっかり事故対策を準備して行いましょう。
安全靴を履いているだけで、万一、足の上に重いものが落ちてもダメージはかなり軽減されます。例えば夏だからと言って、サンダルなどでこうした作業を行うのはもってのほかです。
もちろん交通事故も要注意です。「トラックはぶつかっても運転手が死ぬなんてことは滅多にないので運転が荒い」なんて言う人もいるようですが、トラック運転手はそんなことで安全運転をないがしろにしたりはしません。
とは言え、「運転が荒い」トラック運転手がいるから、そんなことを言われてしまうのかもしれません。決してそんなことはないと、胸を張って言い返せるように、交通事故を減らそうじゃありませんか。

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