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トラックドライバー 体験談

トラックドライバーが燃える日

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給料日

トラックドライバーが燃えるのは、別に暑いからではありません。
気持ちが燃えるということで、つまりいつもより情熱的に仕事に打ち込むということです。
もちろん、毎勤務で情熱的に仕事するべきなのかもしれませんが、やはりプロにはペース配分も必要です。
そしてこのペース配分は、人によってそれぞれ違いがあります。これはあくまでも「私の場合」の話です。
私が一番情熱的に仕事に打ち込む日と言うと、やはり給料日でしょうか。

取り立て

昭和の、それも高度成長期などと言われた、かなり昔は、給料は基本的に手渡しだったそうです。それまでツケ払いにしてきた、会社近くの食堂や喫茶店、または洋服の仕立て屋さんなどが給料日には会社に押し掛け、自分のところのお得意が現金が入った給料袋を持って退社するのを待ち構えていた、なんて話を聞いたこともあります。
そうなると、社員のほうも、もらったばかりの給料を守り抜いて帰宅し、しっかり妻に給料を渡すため、取り立てに来た人たちから必死に逃げ回ったとか。
ただ、ようやく逃げおおせたのに、同僚と一杯飲んで結構使ってしまい、帰ってから妻にこってり怒られるなんてのも、昭和にはよく見られた光景だったようですが。

雄たけび

今、私は銀行振り込みで給料をもらっています。
昭和の現金渡しを知る人は「振り込みになって給料のありがたみが薄れた」なんて嘆きますが、私はそうは思いません。
給料日は朝出勤すると「今日は給料日だぁ! 燃えてきたあ! やるぞー!」と心の中で雄たけびを上げ、1日中、給料のことを考えてニヤニヤしながら、いつにもまして仕事に対して情熱をたぎらせます。
燃えます。
トラックドライバーの給与は歩合制であることが多く、私も歩合制です。毎月、給料は微妙に違います。「今月は先月よりもたくさん働いた」という手応えがある月は、いつもよりまして給料日には燃えます。
妻も仕事しているので、妻に給料明細を見せることもありませんが、その日にいろいろ支払いもあるので、浮かれてばかりいられないのは、昔も今も変わりはありませんけどね。

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