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トラックドライバー

トラックドライバーの加齢なる問題

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憎めない男

クリント・イーストウッドの監督主演作で「運び屋」という映画がある。
園芸業で成功した主人公が、その事業が衰退し、お金に困って薬物の運び屋をやるという話だ。90歳近いイーストウッドがその主人公を演じてトラックを運転し、監督までやっているのだから驚き。
主人公は仕事に打ち込み過ぎて家族をないがしろにしてきたおかげで、元妻や娘から疎まれている。そのくせ、他人からほめられたいし、ほめられると有頂天になる。家族からすると、とんだ厄介者だが、他人からは愛すべき人間として見られている。
そんなフクザツな人物を、イーストウッドはひょうひょうと演じ、どこか憎めない人物として表現している。
薬物の運び屋として稼いだお金を退役軍人の会のために使ったりもするが、それも善行と言うより、ほめられたいからって感じで嫌味がない。

気概ある男

もちろん、薬物の運搬なんてのはもってのほかだ。しかし、この主人公の、自由に生きる代わりに人生の負債、責任もすべて自分で引き受けて、他人のせいにはしないという気概みたいなものは見習いたい。人はできるだけ責任を他人に転嫁したり、保身のために自分の責任から逃れようとするものだ。
政治家はなぜか高齢者が多いが、これまた「責任はすべて俺が取る」なんて気概を見せて思い切ったことをする人がいないしね。
それはともかく、1930年生まれで、撮影時、本当に90歳近かったはずのイーストウッドが、しっかり自分で車を運転していた姿を見ると、トラックドライバーの自分も少なくとも、せめて60代になっても元気に仕事を続けられるようにしたいと思う。

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