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その他ドライバー 体験談

バスを運転するのに男も女も関係なくなくない?

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私のやりがい

私は観光バスの運転手をしている女性です。
まだ少ないものの、女性のバス運転手も日本各地にいるようです。
女性のバス運転手は「運転がていねいで安心して乗っていられる」と言っていただけるので、女性にとってとてもやりがいがあると思います。
大型自動車の運転手と言えばトラック運転手もありますが、荷役では力仕事だったりすることもあるようです。バスはそういうこともないので、より女性に向いているのではないでしょうか。
とはいえ、トラック運転手もバス運転手も今まで「男の仕事」と思われてきました。そもそも、この仕事は男性に向いている、この仕事は女性に向いている、なんて決めつけることがばかばかしいと思います。
もちろんバス運転手はオシャレなファッションや、バッチリ決めたメイクで仕事はできません。でも、そんなことがしたいならファッションモデルになっています。なれたら、の話ですが。
トラックもバスも大きな車なので、あんな大きな車を動かすのはやはり男じゃなきゃできない、なんて感じだったんじゃないでしょうか。いわばイメージです。
もうそろそろ、イメージに操られる、イメージに踊らされる、なんてことはやめましょう。

地元ラブが倍増

そんな私がバス運転手になったのは、観光業界に興味があったのと、大きい車を自在に動かしてみたいという気持ちからでした。それで観光バスを運転したいと思ったのです。
最初は観光会社に就職し、営業として働きながら大型免許や二種免許を取得しました。
それはバス運転手になりたいという気持ちからだったのですが、その私の思いを知った父が「女がバス運転手になんてなれるわけがない」とか「そんな職業に就いたら嫁のもらい手がなくなる」とか、時代錯誤もいいところのイチャモンをつけてくるようになりました。
そのイチャモンをはねつける気持ちもあって、私は免許取得もがんばり、バス運転手への転職も必死に取り組みました。ですから、父のおかげでバス運転手になれたようなものです。
免許取得は父に黙っていましたが、バス運転手に転職してしばらくしてからそれを父に告げると、父はひどく複雑な表情を浮かべました。
そんなわけで、父への愛情は微妙になりましたが、観光バスの運転手として働いて地元への理解が深まり、地元愛はぐんぐん強くなりました。

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