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トラックドライバー 体験談

トラックモービル(移動局)・アマチュア無線のススメ

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まずはVHF帯・430Mhzのレピーターを使っての交信から

昔の映画で、菅原文太と愛川欽也が出演していた「トラック野郎」という人気シリーズがある。この映画を見てトラックドライバーになったという人も意外といるのでは? 菅原文太と愛川欽也が演じる主人公はトラックドライバー。映画はいわゆるロードムービーで、主人公二人がそれぞれのデコトラを駆り、日本全国を股にかけて大活躍するという痛快娯楽シリーズは全10作を数えるほどの人気だった。この中で効果的な小道具として使われていたのが、CB無線。
主人公をはじめトラックドライバー仲間たちはそれぞれ一人ずつの持ちトラに乗っていて、ふだんの会話のほとんどがこのCB無線の車載トランシーバーだった。
27Mhz帯の許可だけで使える小出力の無線機だったので、当時のトラック野郎たちの中には勝手に大出力に改造している人も少なくなかった。でもコレは違法無線。
トラック野郎第二世代(映画を知らないかレンタルビデオで知る世代)は、急速に発達したアマチュア無線用のトランシーバーを積んで、5w程度からの出力でも、インターネットを使っての高機能中継レピーターを駆使して、日本国内はおろか地球の裏側とも雑音なしでラクラク交信している。マイクも運転の支障にならないように手に持つタイプではなく、飛行機のパイロットふうにヘッドセットを使うか、ダッシュボードに付けてハローCQ! ハローCQ!と会話を楽しむ。

まずは第4級アマチュア無線技師の資格取得から

インターネットを使う中継の仕掛けは実際にやってみないと、最初はちょっと手間取るが、いったん設定ができてしまえばあとは簡単。
中継のルームをお互い指定しあって早朝の「おはようコール」から挨拶を交わす。
「今日はどこ走ってる?」「秋田だよ」「こっちは広島」と、天候や風景のレポート交換も楽しい。
チャネルではアメリカやヨーロッパなど海外のものもいろいろあるので、日本の深夜便のトラックモービルから呼び出して、アメリカのお昼のビジネスマンとつなぐのも面白い。
海外へ出張や駐在している日本人のハム(アマチュア無線家の呼称)には、日本の様子を聞いてくる人もいる。
へー、面白そう、やってみたいなという人は、そんなに難しくない第4級の国家試験から受けてみては(試験でなく講習会コースもある)。
機器一式をそろえる予算は5・6万もあれば、まずはポケットに入れて持ち運べるハンディ機から始められ、これでも十分使い勝手は良い。
これに慣れて、お小遣いを節約していけば、20万ほどで標準的な車載機のトランシーバーが手に入る。
現在は430Mhzがよく使われているが、地方によっては144Mhzをよく使うところも。だからと言って2台そろえる必要はない。ハンディ機でも430Mhzと144Mhzの両方を使える機器も多い。離れた場所に、呼べば答える友だちがいるという実感は、ハムならではの醍醐味だ。

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