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トラックドライバー 体験談

トラックドライバーで損したこと

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地理に詳しくなれなかった

僕は学生時代に運転免許を取ったものの、あまりハンドルを握ったことがありませんでした。
しかし、20代後半でトラックドライバーになりました。ハンドルを握ることが仕事になったのです。
単純にトラックドライバーをやってるからと言っても、ただトラックに乗ってるだけじゃないんです。ただボーッと乗っていてもトラックは勝手に動いてくれるわけじゃありません。当然ですが、ハンドルを握って運転しないとトラックは1ミリも進みません。
とは言え、一見運転してるだけのようでも、そうではありません。行き先を間違ってはいけないので地図をしっかり覚える必要があります。これまたただルートを覚えるだけではなく、時間による混み具合なども把握する必要があります。渋滞に巻き込まれ、荷を届ける時間に遅れてはいけないのです。
そんなわけでトラックドライバーになると「地理にすごく詳しくなり、特に抜け道なんかが得意分野になるので周囲から重宝される存在になる」と思われがちです。
しかし、僕はそうはなりませんでした。

地理的に詳しくなれなくて

僕はもともと地理を覚えるのが得意ではありませんでした。
加えて、僕の仕事は比較的近い距離の届け先に荷を定期的に運ぶことなので、1つのルートを覚えれば良いだけだったのです。ルートが1つなので、抜け道もそれほど多くはありません。
だから、自分が担当したルート以外の道はさっぱり分からなくても、仕事に困ることはないわけです。
地理に詳しくないと「トラックドライバーは地理にすごく詳しく、特に抜け道なんかが得意分野になる」と思い込んでいる周囲の人たちを高確率で失望させます。
休みの日なんかに仲間たちとドライブに行くときも、最初は「ハンドルはお前に任せた」なんて言われるのですが、それでカーナビを頼りに運転しても結局道に迷うことが重なると、仲間の信用さえ失ってしまいます。
「お前にはトラックドライバーの仕事が向いていないじゃないか」なんて言われます。
仕事じゃ道に迷ったことはないし、時間に遅れたこともなく、楽しんで仕事しているので「ほっとけ」と言いたいです。

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