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トラックドライバー 体験談

トラックドライバーに教わる

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ね・ん・が・ん

僕は数年前からトラックドライバーをしているが、半年ほど前から念願かなってようやく長距離の仕事を任せてもらえるようになった。
念願ですよ、ね・ん・が・ん!
そりゃ長距離トラックと言えばトラックドライバーの花形で、高収入トラックドライバーの代表みたいなもの。ただ、その仕事は過酷な上に高技能を要求されるので、なりたてのトラックドライバーには任せてもらえない。
僕は最初から「いつかは長距離の仕事を」と思い続けて経験を積み、知識を蓄え、身体を鍛え、ことあるごとに上司にアピールし、その甲斐あっての就任。まさにこのときを待ってましたとばかりの念願かなった瞬間だった。

365kmを10往復

ただ、念願かなった瞬間はスタート地点に過ぎず、そこからまた学ぶ日々の始まりだ。なんたってウチの会社の長距離の仕事は、1か月に約365kmを約10往復するのだからビックリぽっくりヒヨリ下駄。
1か月のほとんどを車中泊で過ごすことになる。となると睡眠はとても重要。そんなわけで休日は、とにかく睡眠時間の確保に余念がない。
長距離ルートの予習も大切。何しろ遠方まで長距離を走るので、道を間違えていつの間にかあらぬ方角に走っていたらシャレになんない。
だから、トラック用のカーナビでしっかりルートをたどってみることを忘れない。
トラック用のカーナビは車幅を入力できるので、トラックが通れない道を避けてルートを割り出してくれるので安心なのだ。

ベテランの初心

とにかく、できるだけの準備はする。危険は極力排除する。睡魔は交通事故のお友達なので、最大に警戒しなければいけない。
そして無理をせず、常にトラックドライバーとしての初心に返ることが必要だ。
なんて偉そうに言っているが、これらはもちろん先輩のベテランドライバーに教わったこと。ベテランだけに、話す内容には真実味と重みがある。
僕もこれから初心に返りつつも経験を積んで真実味と重みを兼ね備えていくつもり。つまり、ベテランになる!
ベテランだけど初心も持っていないといけないわけだ。そのために必要なのは謙虚さなのだというのは、これも先輩からの受け売り。

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