改正道路交通法
今年2022年10月、警察庁が「特定の条件下で完全に自動化する自動運転のレベル4の運航許可制度」を盛り込んだ改正道路交通法を、来年2023年の春に施行すると発表しました。
トラックドライバーはこのところ人手不足が続いているので、トラックドライバーの負担を減らすために自動運転システムを搭載したトラックの開発は、物流業界にとって良いことではあります。
この話が出るとき、トラックドライバーが失職すると言う人が必ずいますが、安全面を考えれば、しばらくはやはり「トラックドライバーの負担を減らす」以上の使われ方はしないようにも思えます。
AIには簡単?
というのも、トラックの自動運転は、普通自動車の自動運転より難しいはずだからです。
そりゃそうです。人が運転する場合だって、「トラックの運転は車体が大きいので普通自動車とは車体感覚が違い、死角も多いので、運転は普通自動車より難しい」と言われています。
自動運転システムはAIが車を運転するのでしょうけど、人にも難しいのだからAIにも難しいはずです。
それともAIなので、人が確認しにくい、大きな車両の周辺の死角も簡単に確認でき、内輪差や外輪差もしっかり把握した上で安全に運転するのも簡単なのでしょうか。