繰り返しのようでそうじゃない変化のある日常
ある運送会社に勤め、コンビニのルート配送を担当していたときの話です。
配送の仕事は初めての経験でしたので、ルート配送と言われても最初はピンときませんでした。決められた時間に決められたコンビニに商品を届けるだけなのかな?という程度の認識でした。
厳密に言えばその通りなんですけど、配送先の店員さんと仲良くなったり、昼と夜とでは街の風景が違って見えたりと、毎日なにかしらの変化があって退屈するどころか楽しくお仕事をすることができました。
効率よく回れるように独自の工夫をしていくことが大切
ルートは固定といえど、運び込む商品は毎日違い、日によっては荷台から重たいものを1人で降ろす必要があります。
昇降機のアシストがあるとはいえ、実はこれが結構大変で‥。次の店舗への移動があるのであまり手間取ってもいられず、最初のころは四苦八苦していました。
それが段々とコツをつかめるようになってくるんですよね。無駄のない動きができるようになるというか。
例えば、効率よく商品を納めようとした場合、できるだけお店に近い場所にトラックを駐車した方が楽ですよね。それもお客様の邪魔にならないような場所に停めます。
日々の業務の中で独自にそういったポイントを見出し、かかる時間を短縮できていったのは1つの成長だったと呼べると思います。
充実感を感じられるお仕事ですよ
最初こそは時間に追われて忙しい日々を送ることになるとは思いますが、慣れてくると要領が分かってきますから、効率よく各店舗を回れるようになります。
それは余裕にもつながるわけで、自分が納めた荷物が商品棚に並べられ、誰かの元へ行くのだと考えると、ちょっと得意気な気持ちになっちゃったりします。
コンビニのルート配送の場合、開けた場所を行き来することが多いと思うので、運転に自信のない方でも安心して勤められると思いますしね。夜のシフトの場合、明け方の空を眺めながら運転するのは何とも言い表せない充実感がありましたよ。