未来へのパスポート
今人気のトラックドライバーとして就職しようとするなら、並みいるライバルたちを蹴落として「採用」という輝ける未来へのパスポートを手に入れなければいけません。
さあ、どうしましょう。ライバルの不倫の噂を流し、非難して社会から抹殺しますか。決闘を申し込んで、負けたほうが手を引くように約束させますか。問答無用で容赦なく再起不能にしますか。
どれも野蛮です。
ここは昔から広く使われてきた手法、すなわち徹底的な自己アピールで「採用」を勝ち取るに限ります。
夢のチケット
さて、トラックドライバーとして「採用」という夢のチケットを手に入れるための自己アピールですが、面接において正直になるのが一番かもしれません。
「どうしてもトラックドライバーになりたい!」「子どものころから憧れていた」「トラックドライバーになってたくさん稼ぎたい」「物流を担って社会貢献したい」「御社は家から近くて通勤に便利」ということは案外アピールポイントになります。正直に話しましょう。会社としては「長く勤めてほしい」と思っていますから「やる気」「責任感」は強いアピールポイントになります。
もちろん「車の運転が好き」というアピールも欠かせません。「得意」より「好き」というほうが好印象かもしれません。「好き」であれば、壁にブチ当たっても続けて努力を重ねてくれるだろうと思わせる可能性が高いからです。
もちろん、社会人として必要なマナー、清潔感、エチケットをきちんと身に付けた上での話です。