朝は早い
私はトラックドライバーだ。
私の生活を見ていれば分かる。
朝は早く、午前5時台には出勤する。アルコールチェック、点呼を行い、荷を積んで出発する。
私の仕事は大型トラックで荷を運ぶことだが、遠距離ではない。1日に3～4件の配送先を回る。１つの配送先まで2～3時間かかるので、1日の件数はそれくらいになる。
配送先では、大きな荷、重い荷はフォークリフトなどの機械を使って下ろす。その作業は大体、配送先のスタッフが行うので、私は荷下ろしが終わるまで待つのみだ。
それから他の配送先に回る。その間、休憩も取るし、昼どきには食事もする。
帰宅も早い
食事は11時くらいにするようにしている。何しろ朝が早いので、12時になる前にお腹が空き始める。それに、少し早めのほうが飲食店も空いているので、待たずに食事できる。
ただ、道の混み具合などによって、毎日必ずしも同じ時間に食事ができるとは限らない。ときにはコンビニやファーストフード店で食べ物を買い、駐車場でかっ込んですぐ運転に戻ることもある。
午後4時台に会社に戻り、報告書を提出して点呼を終えたら帰宅だ。
そんな日々を送り、20日締めで計算された給料が25日に振り込まれる。給料は歩合制なので、その月の頑張りを数字で実感できる。
こんな生活を送っているのはトラックドライバーくらいだろう。
つまり、私はトラックドライバーだ。