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エコ・ドライブコンテストに期待したい2、3の事柄

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岩手県矢巾町というところで

今年2018年10月20日、岩手県の矢巾町というところで、県トラック協会による「エコ・ドライブコンテスト」が行われた。
エコ・ドライブとは、加減速を控える、エンジンブレーキを多用する、タイヤの空気圧をこまめにチェックするなど、運転技術によって燃費向上を図ろうという取り組み。燃費を良くして経費削減になるだけではなく、排出ガスの抑制による環境保護、“おだやかな運転”による安全運転の普及にもつながり、まさに一石三鳥だ。
全日本トラック協会も積極的にエコ・ドライブの普及を進めていて、今回は岩手県の協会が「燃料価格の高騰などに対応するため、環境にやさしく燃費の良い運転をドライバーに身につけてもらう」ことを目指し、エコな運転技術を競うトラックドライバーのコンテストを実施した。

冷たい目で見ないで

どうも世間の皆さまは「トラックドライバー=荒々しい野郎ども」という間違った固定観念をお持ちだと思う。そりゃ中には「荒々しい野郎」もいるけど、でもそれはトラックドライバーだけじゃなく、商社マンや営業マン、警察官、教師、官僚にだって、そんな「荒々しい野郎」はいるでしょ。
多くのトラックドライバーは真面目にコツコツ働く労働者だ。社会のため、会社のため、ひいては家族のために健気にエコ・ドライブに取り組んでいる。
多くの人が、しょっちゅうコンビニを利用する。ネットで買い物するのも、ごくありふれた日常的な行動だろう。回転寿司屋で新鮮なネタの乗った寿司を食べたり、デパートの物産展で地方の限定商品を買ったり、あれもそれもこれも、トラックドライバーがいてこそ、当たり前に享受できている。その割にイメージがそれほどよろしくなく、冷や飯食っている感のある我々トラックドライバー。
エコ・ドライブコンテストのような催しが、トラックドライバーの運転技術の向上だけじゃなく、イメージの向上にもなってくれたらうれしい。

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