なくはない
トラックドライバーは基本的に1人で仕事をします。運転席の横には上司も同僚もいません。常に上司や同僚の視線があり、ホウレンソウなどと呪文のように唱えられる一般的なビジネスパーソンと違い、人間関係にわずらわされることが少ないと言われています。
人間関係にわずらわされることは「少ない」ですが「ない」わけではありません。
もちろん、上司や同僚、それに得意先の担当者とも接する時間は短いので、人間関係にわずらわされることも少なくはなります。ただ、他人の目に過剰に敏感なトラックドライバーは、他人の目に過剰に鈍感なビジネスパーソンより、より多くの人間関係によるストレスを感じるかもしれません。
不自由な現代
しかし、そんなストレスと違い、多くのトラックドライバーが強く感じるストレスもあります。それは交通事故のリスクに対するストレスです。安全運転しなければいけないというストレスもあります。
何せ交通事故は、起こしたり巻き込まれたりすると、時間やお金を取られます。ケガをしたりケガを負わせたりすると、仕事をしばらく休むことにもなりかねません。最悪、命にも関わります。
とにかくそんな交通事故を恐れながら仕事を続けるわけですから、そりゃ相当なストレスです。
他にも、指定された時間を守らなきゃとか、荷を破損させないようにしなきゃといったストレスもあります。
人間は現代社会において、ストレスから完全に自由に生きることは難しいようです。