ハートを直撃
トラックドライバーの仕事は過酷だと言われがちです。
トラックドライバーの1人として、その意見には賛同しかねるのですが、じゃあ、トラックドライバーの仕事が過酷じゃないのかと言われれば、確かに過酷な面はあるにはあるので、そこはいかんともしがたいところではあります。
トラックドライバーの仕事の大半はトラックを運転することで、とにかくひたすらトラックを運転します。トラックの運転は楽しいのですが、道路上にはいろいろな車が走っていて、中にはあぶなかっしい運転をする車もあるので、ヒヤッとしたりして心臓に良くありません。
それに、渋滞とまではいかなくても、スムーズに流れない日もあったりして、思った時間に荷の届け先に着きそうにないという状況になると、イライラもしてきます。これまた心臓に良くありません。
早め早めに
そんなように、思ったようにいかないことが重なると「ツラい」と思えてしまい、それが「過酷」に思えたりもします。
ただ、「どうせ仕事をするなら苦しみながらやるより、楽しんだほうが良い」というのが信条なので、この「過酷」を取り払うように努めます。
「思ったようにいかないことが重なる」と「ツラい」ので、最初から「思わない」ようにするわけです。最初からスムーズには届け先に着かないと思うのです。
それから「思ったようにいかないことが重なって」も良いように、最初から早め早めに行動します。いろいろな作業を、極力効率的に行うわけです。
そうすると時間も節約でき、「思ったようにいかないことが重なって」も時間に余裕があるので、焦る必要はないのです。
それから一番大事なことは、給料日を思い起こすことです。「ツラい」ことがあっても「あと何日で給料が入る」と思えば、「ツラい」ことも耐えられるのです。