言葉遊び
トラックドライバーという仕事は、恐らく遠い未来でもなくなることはないだろう。
自動運転システムが発達し、無人トラックが実用化されれば、トラックドライバーは失職するという人もいるが。それは確かにそうかもしれない。単なる「言葉遊び」だが、トラックドライバーが人ではなく、AIに代わるだけで、トラックを運転するトラックドライバーという存在がなくなるわけではない。
ただ、完全にトラックドライバーが人ではなくなり、AIに代わるのもまだまだ先だろう。
だが、人であるトラックドライバーがトラックを運転することに変わりなく、一部の区間のみ、AIが運転するといった、限定的な自動運転システムの利用は、もうすぐにでも始まるかもしれない。
大量の失職者
それから徐々に自動運転の区間が伸びていき、トラックドライバーは主に自動運転のシステム管理が仕事になるはずだ。もちろん、システムに何かあれば、ハンドルを握る。
その後、無人トラックが物流の主流になるかもしれない。ある日突然、有人トラックから無人トラックに切り替わるわけではないので、一度に大量の失職者が出る事態にはなるまい。もし、それでトラックドライバーが大量失職するなら、他の職業でも同様の事態が起こり、日本中、失業者であふれかえる。
それはともかく、トラックは人が運転しようが、AIが運転しようが、走り続ける。
もしかしたら、核戦争で人類が滅亡しても、無人トラックが何かの荷を運び続けるのかもしれない。