ドライバーのための転職情報コラム

KORAPITA(コラピタ)

物流業界

水素で走るトラックとは

更新日:

温室効果ガス排出ゼロ

今、カーボンニュートラル経営が多くの企業で喫緊の課題になっています。
カーボンニュートラルとは、二酸化炭素など温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする取り組みのことで、2020年に政府が「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と宣言し、企業にも企業活動での温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする取り組みを求めています。
トラックをはじめとした自動車は、走る温室効果ガス排出マシンですから、自動車メーカー業界では、ガソリンではなく、水素を燃料としたエンジンの開発が進められているようです。
ちなみに水素を燃料としたエンジンの自動車というのは、燃料電池自動車のことだそうです。

電気トラックでは?

そもそも大型トラックは普通自動車に比べて二酸化炭素排出量が多く、今のままガソリンエンジンを使い続けるわけにはいかないというのは、自動車メーカー共通の認識になっているようです。
そこで注目されたのが水素エンジン、つまり水素を燃料としたエンジンを搭載した燃料電池自動車というわけです。
水素エンジンではなく、電気自動車のほうが良いのではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、荷を載せた大型トラックが長距離を走るには、結構大きいバッテリーが必要で、それだけバッテリーが大きいと、燃費も悪くなったりするらしいです。
長距離ではない仕事なら、電気トラックも活躍できるかもしれませんが、それでも充電時間が長くかかることには変わりないようです。
そんなわけで、今のところ普及が待たれているのが水素エンジンのトラックなのです。

-物流業界
-, , , , , ,

Copyright© KORAPITA(コラピタ) , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.