やんわり反対
もしも、ある日突然、息子さんがトラックドライバーと離婚したいと言い出したらどうしましょう。
離婚する、ということは、まず息子さんが女性トラックドライバーと結婚していることが前提です。トラックドライバーは給与が歩合制であることが多く、女性と言えどもそれなりに稼いでいると言えます。せっかくそんな女性と生活しているのですから、離婚するなんてもったいない気がします。
まずはやんわりと反対しましょう。ここで強い口調で反対すると、息子さんは意地になって離婚してしまって逆効果になるかもしれません。気をつけましょう。
会ってみる
とは言え、息子さんも「やんわりと反対」されただけでは引き下がらないかもしれません。とりあえず、息子さんの妻に会って、先方の言い分も聞かないといけません。離婚は、息子さんがただ一方的に言っているだけかもしれません。
実際に話を聞いてみると、たくさん稼ぐ妻のお金を当てにして、不真面目な生活をしていたのは息子さんだったりします。妻のほうが息子さんに愛想が尽き、別れたがっている感じさえします。
もはやふがいない男に育ててしまった自身を顧みて、反省するしかありません。
説教する
こうなると、反対する口実はなくなってきます。
夜、息子さんを相手に説教をぶちかますしかありません。「お前は一体…」なんて叱りながら「私の老後はどうなるんだろう？」と、自分の生活が心配になってきます。
となると、ここで伝家の宝刀を出すしかありません。「お前たちが別れたら、子どもはどうするんだ？ 子どもが悲しむぞ」と、これを言えば、さすがの息子さんも考え直すでしょう。心入れ替えて、より良い夫になるかもしれません。
しかし「子どもは〇〇(息子の妻)が引き取って立派に育てるよ」なんてのたまう息子さんにはもう見切りをつけ、後は「おじいちゃん」であることを武器に、息子さんの離婚後もその元妻に連絡は取り続け、何かあったら頼る、これしかありません。