新聞配達の仕事と勤務時間について
僕は学生時代、新聞配達の仕事をしていました。
新聞配達の仕事は、新聞を定期購読している家庭や事務所などへ配達することです。まずは新聞販売店で新聞の仕分け整理やチラシの折り込みを行い、担当エリアごとに決められた部数を準備して配達します。
基本的には、販売店でのチラシの折り込みは機械で行うので、配達員は配達のみを行います。ただし、販売店によっては配達員が手作業で折り込むところもあります。
新聞配達の難しさは、時間に厳しいということです。早く担当エリアの全戸に配達し終えなければいけませんが、慣れないうちはベテランの倍近い時間がかかります。しかし、新聞を待っている一般市民には、こちらの都合は関係ありません。あまり時間がかかると販売店に「遅い!」と怒りの電話を入れる人までいます。もちろん、誤配達もいけません。
勤務時間は、配達時間により2パターンあります。朝刊の配達と夕刊の配達です。
気になる給料と職場の雰囲気について
新聞配達員の給料は地域、販売店などによって違いますが、基本的には日給制か時給制が多く、時給1000~1500円程度が目安です。中には、月給制、配達部数に応じた歩合制となっているところもあるようです。
未経験でも始められる仕事なので、高校生や大学生といった学生が多い職場です。ただ、配達は基本的に1人で行うので、他の配達員と接する時間は少ないです。
朝刊の場合、午前3時から午前6時くらいの勤務になり、短いのですが、それでもほぼ真夜中から働くことになります。ただ、毎日同じ時間の勤務なので、生活リズムをつくりやすいと言えます。
新聞配達は安定した職種の1つだけど
新聞配達は特別に難しい仕事ではありません。
早寝早起きに慣れるまでが大変ですが、慣れてしまえば勤務時間が短いだけに生活に余裕も出てきますし、早朝、西の空に明けの明星が輝くのを見ながら仕事するのはなかなか爽快です。明けの明星が輝くのは東の空のはず、という議論は置いておきます。
とにかく、そんな仕事を経験して社会人となった僕は、発行部数も減ってきている新聞の仕事に見切りをつけ、ルート配送のトラックドライバーになりました。
コンビニに商品を納めることが仕事です。コンビニは生活に欠かせない存在であり、365日24時間稼働していることから、コンビニへの配送業務がなくなることはありません。
つまりコンビニへのルート配送は安定した職種の1つと言えるのではないでしょうか。