当然の帰結
本当です。
トラック運転手の仕事は歩合制であることが多いです。歩合制というのは、やった仕事に応じて報酬が支払われる制度なので、たくさん仕事をすれば、当然、給与も上がるわけです。
文字通り、やればやっただけ稼げるのです。
逆に言うと、やらなければその分しか給与もありません。やらなきゃやらないだけ給与は減るわけです。
つまり、「やればやっただけ稼げる」=「たくさん稼げる」ではありません。あくまでも「やっただけ」です。やらない分は収入になりません。当然です。
鋭いメス
ただ単に「トラック運転手がたくさん稼げる仕事ってのは作り話?」と言われれば「半分は作り話」ということになるでしょう。
厳密に言うと「たくさん仕事をすればたくさん稼げる仕事」だからです。
トラック運転手はここのところ人手不足が続き、それは少子高齢化が多くの業界にまん延しているからでもあるのですが、トラック運転手の仕事は「仕事が過酷な割りに報酬が少ない」からなんてことも言われています。
確かにトラック運転手の仕事の中にも「過酷」と言えるものがあります。そして今、日本では貧困化が進み、これまた多くの業界で給与は伸び悩んでいます。
ただ、トラック運転手の仕事が「やればやっただけ稼げる仕事」であるのも歴然とした事実なので、これを機に、日本の貧困化を生み出している今の政治に対して鋭いメスを入れてみるのも良いかもしれません。