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トラックドライバー 体験談

祖父の予知夢

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祖父との思い出

僕が子どものころ、我が家に祖父が同居していた。両親とも昼は仕事で家にいなかったので、祖父が僕の面倒を見てくれることが多かった。
そのころ、祖父は仕事も引退していたが、それまでトラック運転手の仕事をしていた。僕自身は祖父が運転するトラックに乗せてもらったことはない。ただ、祖父が運転する自家用車にはよく乗った。父や母が運転するときは、決まって僕は後ろの座席に座らされたが、祖父と2人きりのときは助手席に座らせてくれたので、僕は祖父と車に乗るのが大好きだった。
祖父と一緒に車に乗っていて、大型トラックが走っていたりすると、祖父は自慢気に「あんなトラックを運転していた」と教えてくれた。なんか、カッコ良いと思った。

夢から覚めた夢

その祖父は、よく未来を予知して僕たちをビックリさせた。予知と言っても大災害とか株の暴落を言い当てるのではなく、僕の父がゴルフコンペでホールインワンをやると言い当てたり、僕の母親が「今日の晩御飯は弁当屋さんの焼肉弁当にする」と言うと「今日は全部売り切れている」と予言したりするくらいのものだ。そう言えば、僕が小学3年生のときは、サッカーの試合で足を骨折することを予知して言い当てたっけ。
さて、その祖父も僕が高校生のときに亡くなった。
それから1年後、祖父が夢に出てきた。夢の中で僕は父や母と食卓にいて朝食を食べていた。そこへ祖父がやって来て、僕の顔を見て「お前がトラック運転手になった夢を見た」と言った。
そんなこともすっかり忘れて月日が流れ、祖父が亡くなって10年経つが、僕は今トラック運転手の仕事をしている。

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