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トラックドライバー 体験談

ろくでなし妥協

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大学生とレーサー

俺は小学校時代からずっと勉強に興味を持てなかった。だから成績はいつも下から数えたほうが早かった。ただ、母親は有名大学を出るくらい成績優秀な人だったので、我が息子も大学くらい行かせたかったらしい。それで俺は中学から、ある大学の付属に通うことになった。
とにかく母親が懇願するので、受験勉強だけは頑張って、何とか合格を勝ち取ったわけだ。それで何とか高校に進み、大学にも進むことはできたが、何せ勉強に興味がないので、入った途端、みるみるうちに成績は下がっていった。
ただ、中学のときにふとしたきっかけで車に興味を持ち、高校、大学と、車への思いだけは強く持ち続けた。運転免許も、取得可能な年齢になるとすぐ取った。
大学を卒業するころには、カーレーサーになるか、自動車雑誌の編集になりたいと真剣に考えた。

就活を断念

とは言え、順調に就職活動をできるほどの成績を持ち合わせていなかった。このままでは就職浪人になるかもしれないと、焦った母は、自分の弟、つまり叔父に俺のことを頼み込んだ。叔父は大手商社の重役だったのだ。
だが、俺の成績から、自分の会社に入れるわけにもいかないと判断した叔父は、取り引き先の運送会社に俺を押し付けた。
そんなわけで俺は、大学を出ると運送会社で働き始めた。母は面白くなかったようだが、まあ仕方あるまい。
俺は運送会社に入ったものの、物流に興味があったわけではない。最初は仕事に熱もこもっていなかったと思う。
だが、入社3か月でトラックの運転手をすることになった俺は、その仕事を妙に気に入った。トラックの運転が楽しくて仕方なくなった
カーレーサーになるのとは大きな違いだが、ハンドルを握るってことでは同じようなものかもしれない。俺はそう思った。
以来、10年続いているので、トラック運転手の仕事は俺に合っていたのだと思う。

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