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トラックドライバー 体験談

トラックの眼

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相棒

私は女性トラックドライバーとして仕事をしているので、日ごろ運転しているトラックにも強い愛着がある。とても愛おしくてたまらない。
自分の持ち物や使う物に強い愛着を持つのは、多くの女性に共感できることかもしれない。
ただ、男性のドライバーも自分が乗るトラックには愛着を持つというからそんなに違いはないかも。仕事中、トラックを相棒として話しかけたりするドライバーもいるとかいないとか。
私はさすがに話しかけたりはしないけど、日ごろから整備や洗車には愛情をたっぷりこめる。
トラックが生き物にも思えてくる。もしかしたら「相棒として話しかける」行為と同等のことかもしれない。
あの巨大一流企業のアニメなんかだと、車を擬人化するとフロントガラスが目ということになる。そうやって自分のトラックを見てみると、身びいきだと分かっちゃいるがやはり「男前だなあ」と思うこと、ありおりはべりにいまそかり。

妄想

いわゆる普通自動車はボンネット型なので、顔に見立てるとちょっと犬っぽいんだけど、日本のトラックはエンジンの上に運転席があるキャブオーバー型が主流で、前面を顔にたとえたときに「口元」が前に突き出ていない。そのため「シュッとしたハンサム」に見えてしまうんだな、これが。
普通自動車が犬顔に見える反動でトラックがハンサム顔に見えてしまうこともあって、フロントガラスが「サングラス」のようにも見える。それも「カッコいいサングラス」
こりゃやはりトラックを相棒に見立てる男性ドライバーと大きな違いはないな。
こんな妄想をすることも、トラックドライバーの仕事の魅力の1つなんだよね。

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