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トラックドライバー 体験談

トラック運転手のお守り

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報恩感謝

トラック運転手の中にも「ゲンを担ぐ」人がいる。
野球選手であれば、例えばホームランを打った日はたまたま朝にサバの塩焼きを食べてたら、次の試合から毎試合、朝はサバの塩焼きを食べるようになるとか、そういうことだ。
僕自身も、朝トラックに乗ると必ず左手でハンドルを握ることを自分のルーティンにしているが、これもある意味、ゲン担ぎでやっている。間違えて右手で先にハンドルを握ると、何か縁起が悪いような気がして、いっぺん降りて、もう1回乗り直す。
普段、そんなに信心深いわけでもないのに、交通安全のお守りも毎年買い替える。神社のお守りなので、神社で「お焚上げ」をしてもらう。
このお守りは普段はダッシュボードに入れっぱなしだ。だから、あまりお守りの存在を意識することはない。毎日、お守りに向かって「今日も1日お願いします」なんて心の中で祈ったりもしない。ただ、毎年末、神社に持って行ったときに「今年1年、ありがとうございました」と、お守りに向かって感謝の言葉を心の中でつぶやく。

人事を尽くして天命を待つ

お守りのおかげなのか、ゲン担ぎのおかげなのか、幸運にも今まで無事故・無違反でやって来た。
「職業ドライバーなのだから無事故・無違反は当たり前だろ」と言う人もいるかもしれない。実際、世の中の多くのトラック運転手が毎日、事故も起こさず、違反もせずに仕事を続けている。
しかし、その一方、どこかでトラックによる事故が起きているのも、厳然とした事実だ。ネットニュースなどでトラックによる事故の記事なんかを目にすると、やはり自分が事故に遭遇していないのは「幸運」だとしか思えない。自分なりにもちろん、事故や違反をしないように努めてはいるつもりだが、そう努めるだけで事故や違反がなくなるなら、とっくにこの世からなくなっているはずだ。
そんなわけで、今日もダッシュボードにお守りを潜ませ、朝は左手でハンドルを握ってから仕事をしている。そして運転中は安全運転、交通ルール厳守に気持ちを集中する。
やれることをやるしかない。

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