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トラックドライバー 体験談

なんだかんだ言って楽しい

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車への憧れ

僕はトラック運転手として仕事をしている。
高校を卒業したころには「トラック運転手に俺はなる!」と決意していて、その夢をかなえた
なぜトラック運転手になろうと考えたのかというと、車を運転することに強い憧れがあったからだ。そして車の運転が仕事になる職業を考えたとき、頭に浮かんだのがトラック運転手だった。
車の運転が仕事になる職業というと、トラック運転手以外にもタクシー運転手やバス運転手がある。カーレーサーだってそうだ。
しかし、タクシーやバスは接客も仕事のうちだし、接客は苦手に思えた。カーレーサーはレーシングカーの運転席が狭く、体の大きな僕には窮屈そうに思えてやめた。
カーレーサーにもいろいろな車があると知ったのは、その後のこと。
とにかく、18歳になったらすぐ運転免許を取得した。
それで親の車を運転しまくった。想像通り、これが楽しくて楽しくて仕方なかった。
そして卒業したら、早速運送会社に就職した。

「やってみる」はない

それから3年、今は日帰りできる中距離のトラック運転手として仕事をしている。僕も大人になり、人生で辛いこともいろいろ経験した。しかし、ハンドルを握っていると、不思議とその辛さを忘れることができるからアラ不思議。
僕が先輩から教わったのは、トラック運転手は安全に、確実に荷を届けなければいけないということだ。
僕は「安全に、確実に荷を届けられるようにやってみます」と答えた。すると先輩は「やってみるはない。やるかやらないか」だ、と言った。
その教えに従い「安全確実」に気持ちを集中させていると、自然と不安や恐怖が薄れていくのを感じる。
一度、届け先の担当者から暴言を吐かれたことがあり、それで気持ちがモヤモヤしたことがあった。そのときは思わず周囲の確認を怠ってしまったことがあって、事故を起こしかけた。ヒヤッとした。
しかし、それ以降は気持ちがモヤモヤしたときこそ、車の運転の楽しさを思い起こして気持ちを集中させるようにしている。
なんだかんだ言って、車の運転って楽しい。その楽しいことが仕事になっているトラック運転手も楽しい。

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