ドライバーのための転職情報コラム

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トラックドライバー 体験談

アイル・ビー・バック!

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主体性

俺は若いころはグレたりしていて、悪い仲間と付き合って親を心配させたりした。
そんな俺には、トラック運転手になった先輩がいて、俺も誘われてトラック運転手になった。主体性はほぼなかった。
なってみて「自分に向いている」と気づいた。
まず、運転が楽しかった。普通自動車の運転経験がそれほどなかったので「普通自動車と違うトラックの運転」に慣れる必要もほとんどなかった。
それに「基本的に1人で気ままな仕事」なのも良かった。人間関係をわずらわしく感じることもなかった。
毎日、楽しそうに仕事に向かう俺に、親も安心したようだった。
ただ、結婚して少し風向きが変わってきた。嫁の両親、親戚関係に、トラック運転手という仕事がひどく評判悪いのだ。トラック運転手は底辺職であり、世間体が悪いそうだ。

時代

もともと「どうしてもトラック運転手になりたくてトラック運転手になった」わけではなかった。俺は試しに転職してみた。
俺が持っていた資格は大型運転免許とフォークリフト操作の資格くらいだった。これでできる仕事と言えばトラック運転手くらいなので、資格が不要な仕事を探した。それで見つかったのが、あるメーカーの営業だった。
採用されたのは小さい会社だったが、毎日窮屈な背広を着なければいけなかった。
おまけに上司、同僚、得意先と、それぞれの対人関係にも悩まされた。サービス残業も多く、しかも上司や得意先からは曜日、時間帯に関係なく、しょっちゅう電話がかかってくる。本当、携帯電話のなかった時代をうらやましく思った。
今度は俺の強い意志でトラック運転手に戻る! そう決意したよ。

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