はたらきかたかいかくって
今年2019年3月に「稼ぐ!トラックドライバー」という本が発売された。
著者は運送会社社長で、本の内容は「洗練された物流システムの中で、自立して活動するプロフェッショナル、トラックドライバーたちのリアルな日常」だそうだ。曰く、働き方改革が進む日本社会において、トラックドライバーは「自由」と「金」を手に入れられるんだとか。
人手不足が続く運送業界なので、こういう本を読んでトラックドライバーという職業の理解が進み、少しでも人手不足が解消されるといいんだが。
「稼ぐ!」ってタイトルはなかなか訴求力があって、良いと思う。
実際、トラックドライバーは昔ほど稼げなくなったとは言え、今でも年収1000万円以上を叩き出している人だっているのだからバカにできないお年頃。
トラックドライバーとしてたくさん稼ぐには
トラックドライバーの給与は地域、会社によって実にさまざま。
基本的には、配送する距離が長く、積載量が重くなるほど給与が上がる。食品、穀物、建設用資材など、運ぶ品目によっても違ってくる。ちなみに食品類より資材などのほうが給与も高い傾向がある。重いほうが給与が上がるのだから。
建設資材などはフォークリフトや重機で荷の積み下ろしをすることが多く、そうした機械をトラックドライバーが扱えると、給与も上がる。大型トラックの運転には大型運転免許が必要だが、扱う品目に関わる、それ以外の免許や資格を持っていると、より多くの収入を見込めるのだ。
また、早朝勤務や深夜勤務も、通常の昼間の勤務より給与が良い場合がある。
とにかく、就職先の会社を探すときは、単純に給与だけを見るのではなく、扱っている品目など、業務内容を細かく確認しよう。
仕事がキツければキツイほど、給与も良い。