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トラックドライバー 体験談

無茶ぶり?

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無理を承知で

「ラ・マンチャの男」というミュージカルの中に「見果てぬ夢」というナンバーがあります。
ミもフタもなく、ひと言で言ってしまうと「夢をあきらめるな」という歌だと思います。
しかし、歌詞をよく聞いてみると、何だかとんでもないことを言っています。
まず出だしが「不可能な夢を夢見ること」です。それから、打ちのめせない敵と戦い、耐えられない悲しみに耐え、勇者でもあえて行かないところへ走り、これっぽっちも正しくない間違いを正し、純粋さと貞節から遠いものを愛し、腕が重くて上がらなくても試し、届かない星へ到達することこそ、自分の探求することだと言うのです。
よーするに「無茶をせえ」ってことです。
だって、届かないと分かっているところに届くようにするんですから。無理を承知で無茶をしないといけないわけです。

眉間にシワ寄せ

しかし、この曲を聞いていると、自然と力が湧いてくるのも確かです。
打ちのめせないと分かっていても、耐えられないと分かっていても、届かないと分かっていても、あえてやってみれば、もしかしてできるかもと、そんな風に思えてくるから、私って素直なのかも。
私はトラックドライバーとして仕事をしているアラフォーの女性です。
仕事は楽じゃありませんし、世間の誤解や偏見、差別を感じることもあります。月末の払いを前に眉間にシワを寄せるときもあります。
もう無理! 辞めちゃいたいと、くじけそうなときも、この曲を聞いていると意外と踏ん張れるなんてことがあります。お試しあれ。

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