宅配の配送バイト
私は宅配便の会社で軽トラックを使った配送のアルバイトをしたことがあります。
新聞の折込み求人広告でお歳暮の時期のアルバイトを募集していたので応募しました。
普通運転免許しか持っていなくて未経験でしたが、採用され、1ヶ月間働きました。
近所が配送エリアだったので、配達で道に迷うことは少なく、スムーズに仕事ができました。
この仕事をして良かったことは、普段住んでいてもあまり行かない場所に結構行くことがあり、今まで気づかなかったお店やレストランを発見できたことです。
仕事の量に関しては、思ったほどには大変ではありませんでした。例えば100個の荷があっても、アルバイト終了の時間がきたら全部配送できてなくても仕事を終了することができ、プライベートな生活に支障なく勤務できました。
困ったことは、エレベーターのない団地の最上階まで荷物を持って上がったのに不在だったことです。とてもがっかりしました。
主婦にもてはやされる
この宅配のアルバイトの経験をしてみると、お客さんに感謝されることもありました。
当時はコロナ禍前で、日中、自宅にいて荷を受け取ってくれるのは女性が多かったです。専業主婦だったのかもしれません。
特に高齢なご婦人が多かった記憶です。
私が勤務していたのは、仕事がハードなお歳暮シーズンだったのですが、冬だというのに汗だくになったりもしました。そんな私を見ると、特に高齢なご婦人は「ありがとうねえ」とか「ごくろうさま」とねぎらってくれました。中にはウーロン茶を出してくれる人もいました。
何だか、行く先々で女性に出会い、しかも感謝のまなざしで見られると、自分がモテているような錯覚に陥ってしまうのです。
ちなみに、配送の仕事と言いますと、世間的にはまだまだ私のような「男の仕事」というイメージが強く、実際に女性の従業員も少ないですが、車の運転が好きであれば、未経験でも気軽に始められる仕事でもあります。
主婦にもオススメです。感謝される側から、感謝する側になってみるのも良いかもしれませんよ。