トラック運転手の食事にはいろいろなパターンがある
私は長距離トラックの運転手をしています。
長距離トラックの運転手の食事は外食、コンビニ弁当が多くなり、すると「飽きる」という感情を呼び起こしがちになります。そこで長距離トラックの運転手が挑戦するのが、車内での自炊です。
今は手軽なカセットコンロもあり、簡単な鍋料理や炒め物くらいなら車内でもできてしまいます。車のバッテリーで使える炊飯器もそろえれば、ご飯を炊いてレトルトカレーを温めてアツアツのカレーライスを食べられます。
ただ、時間までに荷を届けなければいけない中、コンロを用意して料理する手間がなかなかないのが現実かもしれません。
そこで次に考えるのが、自宅からの弁当持参。だからって、結婚してりゃ嫁さんに作ってもらえる、なんて安易に考えてはイケマセン。夫婦共稼ぎが当たり前の今の時代、むやみに嫁さんの労働を増やすのはフェアじゃないでしょ。
ここは1つ、働いている嫁さんの分まで弁当を作ってあげるくらいの男気を見せましょう。ちなみに私は独身です。
飽きないための工夫
トラック運転手の弁当には独自の工夫も必要です。仕事中はいつ弁当にありつけるか分からないので、足の速い、つまり傷みやすい食べ物はなるべく避けたいもの。
また、手軽に片手で食べられるよう、おにぎり、サンドイッチなんかが良いという向きもありますが、最悪運転しながら食べるという芸当もできてしまって危険なことこのうえないので、ここは敢えて箸を使う弁当にして、必ずきちんとトラックを停車して食べるようにしましょう。
とはいえ、仕事のたびに弁当を作ろうとすると、やはり「飽きない」ためにいろいろ考え、考えることが苦痛になるかもしれません。そこで「弁当」「コンビニ」「外食」をローテーションで回していくのが一番、ということに気が付きました。
もちろん、厳密にこのローテーションを繰り返していると、それはそれでストレスになってくるので、ゆる~くやっています。それでもだんだん料理にハマってきてまして、今は「弁当」の回数が増えています。