ホント?
「景気拡大が戦後最長となった」と政府が宣言したらしい。
我々庶民からすると「はあ!?」だ。どこからそんな宣言に結びついたか知らんけど、庶民が生活の中で「景気が良くなった」と実感できなきゃ、何の意味もないじゃん、と思う。
我々トラック運転手の業界では、ここんとこ人材不足が続いている。行政でもトラック協会でも運送会社でも、人材不足を解消すべくいろいろな取り組み、努力を続けているようだ。ただ、それがどうもうまくいっていないのが現状。
我々トラック運転手からすれば一番手っ取り早く、効果的なことがなされていないような気がする。それは給料アップ。
トラック運転手という仕事のイメージは「労働時間が長い」「休めない」「労働環境が劣悪」「ドレイのように働かされる」「荒くれ男たちが働いている」「給料が低い」「汚い」「危険」など、ことのほか悪い。
空想
もちろん、そうした悪いイメージによって不人気な職業になっているのも事実だろう。
しかし、いくらイメージが悪くても、また、仕事としてキツくても、給料がバカにできないくらい良ければ、トラック運転手になろうという人もいくらでも増える、と思う。
もっとも、トラック運転手の給料を上げるということは、運送料の値上げを意味している。でも、景気が良くなっているなら、運送料が上がっても平気なはずでしょ。
トラック運転手だけではなく、介護業界も人手不足らしい。どちらも、この高齢化社会にはなくてはならない仕事だ。そりゃ、増える買い物難民にとって通販は強い味方になり、それを支えるのはやはりトラック運転手だからね。
ここはひとつ、特別な予算を設けてトラック運転手、それから介護職員の給料をドーンと引き上げられるよう、国家レベルで支援しよう。そうなりゃ国家も安泰だ。