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タクシー運転手

今後はタクシーの存在価値がどんどん上がる

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タクシーセールスドライバー

僕は地方都市でタクシー運転手として働いています。
全くの田舎ってわけではないので、街を流していてお客様が見つかるときもありますし、けど、高齢者や、病院への通院のためのご利用も売り上げには欠かせません。そのため、ウチのタクシー会社を知らない人たちにも会社を知ってもらおうと、別に会社に言われたわけじゃないですけど、自ら「セールスドライバー」を自負して仕事しています。
ま、自負しているだけで、そんなにたいそうなことを具体的にやっているわけではありませんが。法事とかで親戚が集まるようなときに、積極的に会社の名前を連呼するくらいですかね。それでもウチの会社の名前が意識の下に刷り込まれれば「タクシーを呼ぶ」ってタイミングにウチの会社のタクシーを指名してくれるかもしれませんし。

愛知県のある街で

そういえば、ニュースで見たんですが、愛知県春日井市ってところで、市と大学などが地元のタクシー会社5社と協力してタクシーの相乗りサービスの実験を行うそうです。
高蔵寺ニュータウンという昭和40年代に造られたニュータウンがあって、近年、高齢化が進んでいるそうです。それで高齢者の外出を促す効果を期待しての実験だそうです。
利用者にタブレット端末を配布し、そのアプリで相乗りのためのやり取りをするのだとか。タクシー運転手向けにもタブレットの操作法などを教える説明会を開いたようです。
ちなみにこの実証実験は来年2019年1月から2月末まで高蔵寺ニュータウンで行われるそうです。

結局はタクシーでしょ

日本全国、高齢化はどんどん進んでいきます。少子化が進み、医療の発達で高齢者も長生きするようになってきました。未婚者の割合も多くなっているので、独居高齢者がますます増えていくでしょう。公共の交通機関が都会ほど発達していない地方はたくさんあり、そうしたところに住む高齢者が外出して「活動的な人生」を送ろうとすると、車に乗るしかありません。
高齢者も運転できるうちはまだいいのですが、そのうち運転もままならなくなるでしょう。そうなってくると、必要になるのは“タクシー”です。
今でも僕は、タクシー運転手は社会貢献できる仕事だと思っています。でも、これからはもっともっと社会貢献できる要素が深く、強くなっていくでしょう。これをタクシー会社や運転手のボランティア精神とかに任せず、行政として力を注ぐ日本になってほしいと願います。

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