イメージへの挑戦
トールワゴンのタクシー「ジャパンタクシー」を街中でしょっちゅう見掛けるようになりました。もう珍しくもなんともありません。けど、やはりイイですよね。ちょっと憧れます。乗ってみたいです。
ジャパンタクシーは、これまでのタクシーのイメージを変えてしまうデザインの登場で話題になりましたし、デザインだけではなく乗り心地もいいんだってよ、と言われております。
また、あるタクシー会社では忍者の扮装をした運転手や、SP風の黒服の運転手によるサービスを考案したりもしています。
タクシーの乗るという体験そのものを、より楽しんでもらおうという取り組みでもあると思います。
それで考えたのが、もっとお金をかけた徹底的なコスプレタクシー。
走り出したらあとには引けぬ
法律や条例のことはよく知りませんが、たとえばバットマンが乗るバットモービルや、「ウルトラセブン」のウルトラ警備隊が乗るポインター、または初代ジェームズ・ボンドの愛用車アストン・マーティン、それに「マッハGoGoGo」のマッハ号。
そういった名車に改造したタクシーで、運転手もバットマンやウルトラ警備隊を思わせるコスプレをします。ボンドのコスプレというと、単なる背広姿になりますけど。
クルマにコスプレさせる費用と、名前やデザインを使用する費用が高くつきそうですが、利用客も結構いるのではないでしょうか。
それより何より、バットモービルやマッハ号ならぜひ運転したいというファンも多いはずです。やはりカッコいいですから。
そんなカッコいいタクシーが街を走れば、元ネタを知らない人もそのカッコいいタクシーに乗りたいと思い、カッコいいタクシーを運転するタクシー運転手の仕事に就きたがるでしょう。