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タクシー運転手 体験談

ママさんドライバー奮闘中

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選択肢にはなかったけど

私は小学3年生の子どもを持つ30代半ばの主婦です。子育てにそろそろ手がかからなくなってきたので、再就職を考え、この春からタクシードライバーになりました。
もちろん、もともとクルマの運転は好きだったのですが、タクシードライバーという選択肢は、今まで考えたこともありませんでした。結婚前に私が勤めていたのは、生まれ故郷の地方都市にある小さなブティックでした。
そんな私がタクシードライバーを自分の仕事として考え始めたきっかけは、数年前に偶然手にした「ママLOVESタクシー」というフリーペーパー。国土交通省が女性のタクシードライバー増加の取り組みとして発行したもので、よく知らなかったタクシー業界のこと、現役ママさんドライバーの声なんかが掲載されていて「私もタクシードライバーになりたい!」と思いました。

勤務時間がちょうどいい

そのときはまだ子どもが小学校に上がる前だったので、すぐには働けませんでしたが、今年、念願をかなえました。
タクシードライバーって、密室で男の人と2人きりになって怖くないかって、思っていました。でも、私は夜の繁華街に行くような勤務ではないので、怖いと思うような体験も、それに近い体験もありません。そもそも昼間だけの勤務なんです。
会社にもよりますが、勤務時間を選べるのもこの仕事の魅力です。ウチは共稼ぎなので、私1人でガッツリ稼ぐ必要もありませんし、本当に子どもが学校に行っている時間だけ働いています。それでも、頑張ったら頑張った分だけ収入も増えるので、とてもやりがいがあります。
「タクシードライバーって誰でもなれるの?」と思われるかもしれませんが、クルマの運転が好きで、人と接するのが好きなら大丈夫だと思います。タクシードライバーに必要な第二種免許は入社後に取得すればいいですし、それも支援してくれる会社が多いです。

タクシードライバーって「接客業」なんです

そう、タクシードライバーという仕事で大切なのは「おもてなし」。お客様を迅速に、安全に目的地にお連れするのもおもてなしですし、それまで快適に過ごしていただくのもおもてなし。道を間違えないため、渋滞にはまらないために地域の道路事情や状況をチェックするのも、そう。
結婚前、ブティックで接客の仕事に打ち込んでいた思い出がよみがえり、自分のおもてなしスキルを磨く毎日です。これがとても楽しくて、たまには失敗、ミスもまだありますが、日々成長しています。タクシードライバーになってよかったです。
タクシードライバーは高齢でもできる仕事なので、子どもが巣立ったらもっと勤務を増やすことも考えています。
こんな風に思えたのも、今の会社がちゃんと女性ドライバーが働きやすい環境を考えてくれる会社だったから。ちなみに国土交通省では「女性ドライバー応援企業」認定制度っていうのをつくって、女性ドライバーの新規就労・定着に取り組む事業者を認定し、国土交通省HPで紹介しています。

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