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トラックドライバー 体験談

豊かな暮らし、充実した生活ってナンダロウ?

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「俺は何でもできる」とは言うけれど

たまの休みの日、馴染みの居酒屋へ行ったときのこと。
たまたまカウンターで隣り合った席の話が聞こえてきた。見れば、20代後半らしい男性2人連れ。大まかな内容はこんな感じ。
A「俺こんどはイタメシ屋で働こうかと思ってるんだ」
B「えー、こないだは広告代理店の営業やってて、その前は携帯電話の販売店だったんじゃね?」
A「若いうちは何でも経験だよ」
B「俺は学校出てからずっと大工の仕事してるけど、お前もちゃんと何か手に職を付けた方がよくないか?」
A「俺は自分で言うのもなんだけど、人当たりがいいし、弁も立つ。『ボナペティ』とか言うのかっこいいだろ」
B「なんだよ、そのナボナってのは」
A「そりゃお菓子のホームラン王だろ、って古いことよく知ってんな」
B「お前もだろ」
A「ボナペティってのは『召し上がれ』って意味のフランス語だ」
B「あ、そう。でも、大工の仕事は等級があって、どんどんグレードアップしていけるから、そういうのがいいんじゃないか?」
‥しばらく聞いていて、生き方のテーマもなく、ただ経験を積んでもそれだけじゃあね、と思った。ある会社の面接で「あなたは何ができますか?」と聞かれて「総務部長ができます」とか「人との会話が得意です」とか答えた人がいたそうだが、普通、何ができる?と聞かれれば、専門につながる資格とかのことだと思う。
そういう点ではB氏の意見に賛成だ。

ベテランドライバーのひと言で人生が変わった

で、ドライバーを15年もやっている自分は?と振り返ってみると、長距離の持ちトラを目指し、各種研修にも参加し、危険物取り扱い責任者やフォークリフト、玉がけほかの資格もひととおり取得した。おかげで、まあまあそこそこの安定した給与を得ている。
まあ自分も若いころはA氏のようなところがないわけでもなかった。金儲けには投資がいいと、一時は株をやったり、株のコンサルタントまがいのこともやって儲けた。
だけど、そういう人たちのパーティに出たとき、みんな儲けたお金をどうする?と大きなクエスチョンが浮かんだ。ある人はハワイ旅行とか高級車とか言ってたけど、ちっともその当人からは豊かさを感じなかった。
そこから、自分なりにプロとしての「仕事」探しをしていって今の仕事に行き着いた。きっかけは、ドライブインでたまたま休憩していた50過ぎの大型トレーラーのベテランドライバーに出会ったこと。
ほんの少し話しただけだけど「俺が今日、コレを運ばなければ困る人が大勢いるからなあ」のひと言で、雷に打たれた気がした。僕もこんな人になりたいと思った。仕事がきついとかブラックだとか言う人もいるけど、やる気ひとつで充実感もまるで違うと思う。

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