そうでもない
「今の若い人は何でもかんでもタイパ重視で考える」と、朝のワイドショーで言っていました。
今の若い人の1人として「そうでもない」と言いたいです。若い人の多くがタイパ重視かもしれませんが、全員ではありません。中には、タイパ無視という人間もいます。僕のように。
今どきのマスコミは、何でもかんでもひとくくりにまとめすぎです。ラグビーチームが活躍すれば「日本中が熱狂」とか言い出しますし、オオタニショウヘイの活躍も「日本中が注目」なんて言い出しますが、日本人の中にもスポーツに何の関心もない人間がいるわけです。僕のように。勝手に僕を「非日本人」にしないでほしいものです。
苦でない
そんな僕はトラックドライバーです。タイパを考えたらやってられない仕事です。
荷待ちなんて言う、荷の届け先でひたすら待たされることもあるんですから。そこから動いちゃいけないので、何の生産性もなく、育成されるのはドライバーの我慢強さのみ。
まあおかげで、映画館だろうがパチンコ店のオープン日だろうが某テーマパークの人気アトラクションだろうが有名ラーメン店だろうが、行列に並ぶのがちっとも苦ではなくなりましたけど。
けど、そういう成長があることを「タイパが良い」とは言わないでしょ。