放っておいて
僕はトラックドライバーとして働く20代後半。性別は男性。
トラックドライバー歴5年だけど、最近「転職しようかな」と思い始めた。特にトラックドライバーの仕事がイヤになったとか、飽きたということはない。ただ、何となく「別の仕事もしてみたい」くらいの軽い気持ちからそんな風に考えるようになった。
すると、両親、親戚、友人、知人、小学生のころの恩師、中学時代の先輩、高校時代の後輩、行きつけのクリーニング店の店主、閉店しちゃったレンタルビデオ店の元店主、たまたまウチに配達に来たピザ屋のバイト、別れた彼氏も、皆が「トラックドライバーをやめるのはやめたほうが良い」と言う。
人の仕事のことなんて放っておいてほしい!と思う。
カッコよくね
付き合いの深い人から浅い人まで、そろいもそろってなぜ「トラックドライバーをやめるのはやめたほうが良い」と言ってくるのか、さっぱり分からない。
いわく、トラックドライバーは基本的に1人で仕事をするので気楽だし、給料は歩合制だから僕のような若さでも年収400万円以上を稼げるし、学歴がそれほどすごくなくても平気だし、何よりも人々の生活も企業の事業活動もトラックドライバーなくして成り立たないわけだから、社会貢献度がエベレストよりも高い。つまり、やりがいしかない仕事だからだそうだ。
言われてみれば、確かにむべなるかな、だけど。
しかし、今の世の中、いろいろ転職してキャリアアップしていったほうがカッコよくね?