ドライバーのための転職情報コラム

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トラックドライバー 体験談

トラック運転手は知力が大事

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大型トラックの運転手になって良かった

前の会社をリストラになり、転職して大型トラックの運転手になりました。それまで普通車のトラックしか乗ったことがなくて、大型は初体験でした。
ですから、最初は不安でしたが、いざ乗ってみると意外と運転しやすく、特に高速道路では前方の車がよく見えて運転がでした。ただ、これはあくまでも個人的な感想ですが。
僕が乗ったのはウイング車で、荷物の上げ下げもリストを使い、手積みはほとんどありませんでした。
毎日同じところへ荷を届け、そこで荷を降ろし、また違うところで積んで帰るというパターンの仕事で、体力的には楽でしたが、給料は安かったです。

近距離の配達は頭が楽だけど

もう一度言いますが、給料は安かったです。それで退職し、知人の紹介で、今度は近距離の配達をしてる会社に転職しました。
同僚も良い人ばかりで職場の雰囲気はすごく良かったです。配達場所も親切ていねいに教えてくれて、スムーズに会社に馴染んでいきました。
県内20か所ぐらいを4トンのウイング車で配達する仕事です。作業は難しくないのですが、配達先に相性の悪い人がいて、それには困りました。
まあ、そういう人はどこでもいるものですが、置き場所が悪い、時間が遅い、挨拶がだめだと、細かくいちゃもんを付けてきたのです。
ケンカしたら負けですから、「気持ちのこもらない謝罪」で乗り切りました。同僚に話したら、やはり多くの人に嫌われていたみたいでした。かわいそうな人と憐れむばかりです。

配達していて困ったことは少ないこともなくない

1年間続けましたが、精神的ストレスから体を壊してついにダウン。休業です。
体調はすぐ回復してきたので、また配達業にカムバックしたのですが、またまた職場でダウン。救急車で病院へ運ばれ、何だか自分が宅配便になった気分。結局、妻から「もう辞めて」と言われてその会社も辞めました。
その後、しっかり休養して完全復活し、自分で宅配便事業を始めました。と言っても下請けです。
元受けに25%も取られ、1日に200個ぐらい配達しましたが、とにかく届け先に留守が多いのには参りました。約30%は再配達です。
毎日再配達があり、仕事が終わるのは決まって夜10時ごろでした。
そのため、家に帰ってもくたくたで、家族と話す余裕もありませんでした。
ですから、ストレスもたまりますし、収入の変動も激しいです。それでも、自分が事業主となると、何か肝が据わると言うか、覚悟ができるものです。
トラック運転手の仕事は体力も大事ですが、経営まで自分でやってやるという覚悟、そして経営者としての知力があったほうが、いろいろな課題も乗り切れるのかもしれません。

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