男の職場で
結婚相手としてトラック運転手はどうだろう? ちなみにここでは、結婚相手のトラック運転手は女性。
ここのところ、女性のトラック運転手も少しずつだが増えてきている。とは言え、まだまだ少ない。いわば女性のトラック運転手は業界でもかなりの珍しい存在だ。
それだけ長いこと「男の職場」で、しかもあまり若い人が入らない業界なので、古い価値観の男性が多いと考えていい。それだけに、そんな職場に女性がいると、差別やセクハラの対象にもなってしまう。
逆に言うと、そんな世界に飛び込もうと言うのだから、結構肝の据わった女性かもしれない。根性もあるかもしれない。チャレンジ精神も旺盛だ。
そんな女性と結婚するからには、男のほうにも寛容さが必要だろう。「女のクセに」とか「トラック運転手なんて女らしくない」なんて言っている心の狭い男に、トラック運転手との結婚は荷が重すぎる。
羨望の的
トラック運転手の女性と婚約しただけで、周囲からうらやましがられてもいいはずだ。
トラック運転手の女性は、周囲に流されない、しっかりした「自分」を持ち、根性があって、責任感が強い人が多いからだ。しかも、トラック運転手は荷物を破損させないよう、慎重でていねいな運転をしなければいけないので、繊細さも併せ持っている。と言うか、繊細さがないと仕事ができないだろう。
同時に、何と言ってもトラック運転手には健康な身体が必要。健康に不調があれば、交通事故のリスクが高まるからだ。おまけにトラック運転手は体力仕事でもあるので、筋力を使わなくてもタフさは要求される。
もちろん、トラック運転手だからと言って、すべてがそんな女性とは限らない。しかし、トラック運転手ではなくても、自律していて責任感が強く、真面目でタフな女性なら、結婚相手として探してみる意味は大きいのではないだろうか。