ブルドッグ
このところ、多くの業界で人手不足がまん延している。
企業としては働き手がなければニッチもサッチもどうにもブルドッグなので、頭の痛いところ。
特に日本の企業の大部分を占める中小・零細企業は採用や人材育成にあまり大金を掛けられない、つまりそういう余裕がないので大変だ。
トラックドライバーの業界も同様の状態に陥っている。
魅力的な職業とは
この大問題を何とかするには、まずは業界全体でトラックドライバーを魅力的な職業にしなければいけない。
魅力的な職業とは、やりがいがあり、面白味もあり、やっていて楽しい仕事であり、将来性があり、働きやすい職場で、やっただけの報酬もあるということだろう。働きやすい職場というのは清潔で明るいのは当然であり、もちろんパワハラやセクハラなどもなく、ライフステージの変化にも柔軟に対応し、いろいろ融通の利く職場ということだ。
違う価値観
働きやすい職場の実現や報酬に関しては、相当な資金も必要になるだろう。報酬は、ドライバーの報酬を上げる分、会社として受け取る報酬も増やせば良いのだが、それで発注を減らすことにもなりかねないので、経営者としてはできれば避けたいかもしれない。
さて、やりがいや面白味、将来性に関しては、人それぞれに価値観が違うので、会社が提供できるやりがい、面白味、将来性に共鳴してくれる、すなわち会社に「合う」人材を探すしかない。
求職者も自分に合う会社を探すには、専門性の高いサイトを活用する。会社も、会社に合う人材を求めるには、やはりドライバー専門の求人サイトを活用したほうが効果的だろう。