予想外
トラックドライバーが仕事を続けるためには、交通事故は絶対に避けなければいけません。特に注意しなければいけないのは歩行者です。
もちろん、自動車が相手なら注意しなくて良いということではありません。中でも要注意なのが歩行者なのです。歩行者にトラックが接すると、歩行者は車内にいるわけではなく、硬いトラックの車体に直接ぶつかったりするので大きなダメージにもなります。危険です。
歩行者の中でも特に注意しなければいけないのは子どもです。子どもは急に走り出したり、予想外の動きをするからです。また、子どもは小さいので、位置が高いトラックの運転席から見つけにくいので、見落とさないようにしなければいけません。
恐怖倍増
また、高齢者にも特別な注意を向けなければいけません。耳が遠い場合、トラックが近づいていることに気付かず、急に進路をふさぐような動きをするかもしれませんし、足腰が弱っている場合、車道のほうに転ぶかもしれません。
予想外の動きをする可能性があると言うと、自転車やスクーターもそうです。運転席の位置が高いトラック車内からは、存在に気付きにくいので危ないです。
自転車もスクーターもはためで見ても安定性が良いとは言えず、しかも法律では車道を走るように設定されているので厄介です。例えばトラックの横を走っている自転車が、急に右側に倒れてきたりするかもと、考えるだけで背筋が凍ります。
そんな自転車の乗り手が子どもや高齢者だと、恐怖はさらに倍増です。