譲り合い
交通事故を起こさないためには、気持ちにゆとりを持ち、いつも冷静に、他のドライバーとは譲り合って交通ルールや交通マナーを守ることが大事です。
この譲り合いの気持ちが特に必要になるのは、たくさんの車が交差する交差点かもしれません。
交差点に入っていくときには、よほどの注意が必要です。他の車の動きに注意し、さらに歩行者や自転車などにも注意しなければいけません。
信号が変わりかけているとき、無理して交差点に進入するのは止しましょう。焦って進みたい気持ちもあるでしょうが、ここは気持ちに余裕を持ち、次に青信号になるのを待つのです。
荷を意識する
以上はあらゆるドライバーにとっての交通事故を避けるためのポイントです。
トラックドライバーはそれに加えて、車体が大きなトラックに、荷を積んで走行していることも念頭に置いてハンドルを操作しなければなりません。
車体が大きいと死角が増えますから、周囲の確認は念には念を入れなければいけません。
また、曲がるときに内輪差も大きくなるので、歩行者や自転車、またはオートバイなどを巻き込まないように注意しなければいけません。
それに、荷を積んでいると重量も違ってきますから、ブレーキを踏んでから完全にトラックが止まるまでの距離も違ってきます。どれだけ違うか、感覚として身に着けておく必要があります。
また、過積載、すなわち荷を積み過ぎないようにしなければいけないのは当然のことです。走行中に荷崩れを起こさないよう、荷の積み方も気をつけなければいけません。走行中に荷崩れを起こし、車体が揺れると、それにハンドルを取られる危険もあります。荷台から荷が落ちても事故になってしまうかもしれません。