ドライバーのための転職情報コラム

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トラックドライバー 体験談

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり

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夢の人生

私は20代のときにトラックドライバーになり、以来、30年間続けている。
もともと10代のころからトラックドライバーになりたかった。大きなトラックを運転する仕事というのがカッコ良かったし、その運転することで生活できるなんて、夢のような人生だと思った。
だから、20代で初めてトラックドライバーになったときは、一生涯、同じ仕事を続けていく、職人の姿を思い描いたものだ。
私が初めて就いた仕事は、飲食店を回って飲料、主にお酒を配達する仕事だった。重いビールケースの積み下ろしも手作業でやった。
本当に当時は一生、お酒を運び続けるつもりだった。歳を取ったらさすがに手作業の積み下ろしはキツイかなと、今思えばいらん心配も頭をよぎったものだ。

うちにおいで

だが、30歳になったころ、他の会社に勤めるドライバー仲間から「ウチの会社に来ないか」と誘われた。その会社は長距離仕事専門の会社だったが、それだけに給料が飛び抜けて上がるので、つい転職してしまった。
こうして、それまで行ったことのないような遠方に荷を運ぶ仕事をすることになり、生活も激変。何しろ、一度家を出ると数日間は戻れない。
その代わり、それまで見たことのない景色を見られるのが楽しかった。給料が増えたこともうれしかった。また、ここの仕事は手作業での荷の積み下ろしがなかったのでだった。
このままずっと長距離仕事を続けるか。
そんな風に思い始めたころ、また人生を一変させる出来事が起こったのだが、ちょうどキリの良いところで時間となりました。続きは次回の講釈で。

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