必要は発明の母
以前ネットニュースで「空飛ぶタクシー」の記事を見た。そして読んだ。
そもそもなぜタクシーが空を飛ばないといけないのか、俺には分からない。「必要は発明の母」と言うが、「空飛ぶタクシー」はどういう必要から開発が進められているのだろう。
渋滞を避けるため？ たかだかそんなことのために大金をかけて開発しているのだろうか。いや、確かに渋滞どころか、道路のないところへだって人を運べるのだから、これは便利なのかもしれない。
空飛ぶ無人トラック
車関連の新技術と言うと、恐らく「空飛ぶタクシー」よりも急いで実現させなきゃいけないのが「自動運転システム」なのではないかと思う。
何しろ、物流を担うトラックドライバーが人手不足になっているので、その足りない人手で物流を停滞させないために、少ないトラックドライバーで今と変わらない、いや、今よりもっと多い荷を運べるようなものが必要なのだから。
いっそ、「空飛ぶ」のと「自動運転システム」をくっつけて「空飛ぶ無人トラック」を発明してもいいのじゃないか。多くの大きな荷を運べるドローンみたいなものだと考えれば、それほど非現実的でもないだろう。
今はトラックが荷を載せるために倉庫の横に停まるけど、「空飛ぶ無人トラック」ができれば、荷は倉庫の屋上に運ばれ、そこで「空飛ぶ無人トラック」に積まれるようになるはずだ。