夏バテ
夏は大勢が行楽地に押し寄せ、トラックドライバーが日常的に使う道路で、車両が激増したりする。
大勢が押し寄せるので渋滞も起こりやすくなり、渋滞が起こるとドライバーはイライラが募り、しかもどのドライバーもエアコンの効いた車内と屋外との出入りで体力低下と疲労蓄積に襲われる。
これぞ、夏バテというヤツだ。ドライバーも夏バテになると、普段は発揮できている鋭敏な注意力や高度な運転技術が著しく低下してしまう。ここに睡魔も加わると、敵は強力だ。
すると当然、交通事故のリスクが爆上がる。
熱中症
この夏バテ同様、暑い夏に特に要注意なのが熱中症だ。
トラックドライバーはエアコンの効いた運転席で過ごすから、熱中症のリスクは低い？ いやあ、とんでもない。トラックドライバーも荷積み、荷下ろし、トイレ休憩など、運転席を乗り降りすることが結構ある。特に荷積み、荷下ろしを肉体労働でやるトラックドライバーは、その肉体労働で体温が上がり、それが熱中症につながることもある。
熱中症は自覚症状がないまま進行し、突然意識が遠のいたりもするので、本当に怖い。油断は禁物だ。体温上昇をなるべく抑え、こまめな水分補給、できれば塩分補給を心掛けることが肝心だ。
それから無理をしないこと。